« 2006年10月 | トップページ | 2007年2月 »

「地域の食と健康を考える」パネルディスカッション開催

 八戸市内の経済・教育・文化など各分野の有識者で組織する、八戸大学・八戸短期大学「教育・研究・社会貢献後援会」のテーマ別理事会「地域の食と健康を考えるパネルディスカッション」が11月28日、八戸第2ワシントンホテルで開催されました。
 今回で通算3度目となるディスカッションでは、ビジネス学部服部昭教授が「地域のフィッシュビジネスの現状とフードシステム」について、人間健康学部の殖田友子助教授が「食育と健康増進の視点から見た食材」について、問題提起を行いました。
 その後、武輪水産株式会社代表取締役社長武輪俊彦様、林料理学校校長・八戸調理師専門学校副校長林恭子様、人間健康学部の殖田友子助教授によるパネルディスカッションが行われ、「食育や健康増進を視点とした製品開発」や「地域の食生活」について、活発な議論が展開されました。

(学院キャンパスだより:第3号)

|

理事長 委員長として責務を果す「是川遺跡ジャパンロード(漆の道)プロジェクト」について

 八戸市と八戸市教育委員会ならびに東奥日報社が取り組んでいる「是川遺跡ジャパンロード(漆の道)プロジェクト」のツアーが、10月26日から31日まで実施された。
 このプロジェクトは平成16年度にスタートし、これまで中国最古の約7千年前の漆遺物が出土している長江(揚子江)下流域をはじめ、黄河中下流域、中国東北部、韓国、ベトナムの現地調査や、国内での考古遺物・ウルシ植物、民俗・芸術などに関する研究調査を展開してきた。今年で3回目となるツアーは東奥日報社が主催しており、今回は同プロジェクト調査実行委員会の会長を務めている中村覺理事長をはじめ、調査団長の塩越隆雄東奥日報社社長、菅原壽郎八戸市助役などが参加して、長江中流域に位置する湖北省(武漢市)と湖南省(岳陽市・長沙市)を訪問した。
 そもそもこの「ジャパンロード」とは、日本を表す英単語「ジャパン」を小文字(japan)で書くと「漆器」という意味になることから命名された。日本には長い歴史と風土に育まれた高度で美しい漆工芸や漆の文化があり、西洋の人々は近世以降、漆器を「ジャパン」と呼ぶようになったという。そこで、日本の代表的な文化に位置付けられている「漆」をキーワードに、是川遺跡を中心として各種研究事業を展開しているのが「ジャパンロード(漆の道)プロジェクト」である。
 中村覺理事長が同プロジェクト「調査実行委員会」の会長を務めていることから、平成16年度の第1回ツアーから3年連続して参加するなど、本法人としても全面的に協力している。プロジェクトの最終年となった今年は、これまでの研究成果を踏まえて「アジアシンポジウム」が12月3日に八戸市公会堂文化ホールで開催され、中国、韓国、ベトナム、日本の研究者が漆文化の起源や発展について研究報告と全体討論を展開した。日本の漆文化が中国の長江以南から伝わったという定説について多くの疑問点が挙がり、日本で独自に発生した可能性もクローズアップされて、漆の起源をめぐる議論が深められた。

(学院キャンパスだより:第3号)

|

今春開園 八戸短期大学附属幼稚園(仮称)

ごあいさつ
 平成19年4月、八戸短期大学附属幼稚園が誕生いたします。
 当園は学院のカトリック精神に基づき、「命の大切さ」と「心の豊かさ」を育む教育を進めてまいります。子どもたちが大好きな先生や友達と一緒に生活し遊ぶなかで、心に残るたくさんの体験を積み重ねて、日々成長していくことを大切にしてまいります。
  短大との連携による教育活動と教育環境については下記に述べているとおりですが、もう一つ大きな特長があります。それは「お母さんに優しい幼稚園」ということです。働くお母さんにも手厚い育児支援が出来るよう「預かり保育」や「学童保育」「土曜預かり保育」などを充実させてまいります。
 子どもたちには「心地よい環境」を、保護者の方々には「優しく温かい幼稚園」を提供したいと考えております。教職員一同、若さとチームワークで新幼稚園の構築に邁進する所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。   園長 外 崎 充 子

《教育目標》
明るく元気な子
心の豊かな子
自分の考えを持てる子

《教育活動》
●モンテッソーリ教育
●体操・英語・造形絵画・リトミック
●自然体験活動
●子ども赤十字活動

《教育環境》
●IT教育環境・保育観察室
●幼児教育センター
●冷暖房・防犯セキュリティー完備
●AED(自動体外式除細動器)設置
●完全給食・バス送迎あり

《各講座開設》
教育相談・カウンセリング・パソコン講座等
保護者を対象とした講座を開設します。

|

八戸短期大学附属幼稚園(仮称)新築工事起工式

 平成19年4月に開園する八戸短期大学附属幼稚園(仮称)の新築工事起工式が10月6日(金)10時より湊高台キャンパスで執り行われた。
 生憎の雨の中、ビニールで覆われたテントの中で行われた起工式は、塩町教会の首藤正義司祭はじめ、来賓、関係者及びしののめ幼稚園、白銀幼稚園の園児約60名が参加し、鍬入れ式や工事の安全共同祈願を行なった。
 八戸短期大学附属幼稚園(仮称)の園舎は年度内の3月に完成し4月から開園の予定であり、本法人の幼稚園としては歴代7つ目の幼稚園となる。三八地区の幼児教育のさらなる発展を地域の皆様方と共に築き、21世紀の未来に向けてスタートした。
 新しい園舎は、湊高台キャンパスリニューアルオープンに向けて、住宅地になった湊高台地区のシンボルになるようなイメージで設計し、セキュリテイに関して意識しながら整った幼稚園にした。4月には、160名の園児を受け入れることとなる。
 この幼稚園は教員の研究の場でもあり、八戸短期大学の幼児保育学科や光星学院高校保育科や八戸大学人間健康学部など法人全体の連携を強め、そのノウハウを生かし、教員の総力を挙げて質の高い総合的な幼稚園を目指す。
 また、ご父母の皆さんの子育てに関する勉強や支援など親とのコラボレーションや朝早くから夜遅くまで預かることができる。幼稚園と保育所を混合させたイメージのサービスを考えている。

(学院キャンパスだより第3号)

|

光星学院湊高台キャンパスリニューアル

 今から50年前、学校法人光星学院 初代理事長 中村由太郎先生が男子高校を設立した。湊高台と称される現キャンパスは、創立当時、一面の畑であった。木造校舎が完成したのは昭和31年であり、有り余る能力とエネルギーを持つ若人のために体育館ができたのは学校創設から3年目であった。
 その後、学校周辺は住宅地として変貌を遂げ、農道を唯一の通学路としていたが、昭和30年代後半から40年代には、しののめ幼稚園の建設、光星学院高校の学科増とともに鉄筋3階・4階建ての校舎が建設された。
 地域と時代のニーズに応えながら、この50年で大きな発展をした光星学院高校は、この節目を期に今春にも新校舎建設に着手し来年の完成を目指す。また、同敷地内にあるしののめ幼稚園は、時代のニーズにあった幼稚園として生まれ変わる。湊高台キャンパスリニューアル計画は次のとおりである。

 記事内容は、デーリー東北新聞より抜粋
 「高校の新校舎は三階建てで、旧校舎の四階建て部分を残してこれに接続させる。しきりが少なく窓が多い開放的な建物となり、都会的な美しいデザインになっている。バリアフリーを意識してエレベーターを設置する。二階はすべてのフロアが平面でつながっており、生徒が自由に学習や交流の場として使えるラウンジが設けられる。
 本年春には、しののめ幼稚園と白銀幼稚園の二幼稚園を統合し、新たな幼児教育のニーズに対応した八戸短期大学附属幼稚園(仮称)を開園する。
 駐車場はキャンパス全体で四百台を用意。一階の玄関近くには、百人以上を収容し、イベントなどに利用できる部屋を設置する。ステンドグラスを張るなど、カトリックの学校であることを象徴するような場にすることも検討している。
 体育館などを除くと、生徒は土足で校内を動き回ることができるのも特徴で、中庭には演劇など文化活動ができる屋外ステージを設ける。その奥にもスペースがあり、工業技術科の生徒に自由に造園させる。」

 いま光星学院高校は、創立50年を契機に、時代に相応しい展望を持って、これからの時代を切り開いて行こうとしている。カトリシズムの精神により人間育成を進めることを建学の精神とし、「愛」や「奉仕」などの実践を通して真に社会において、豊で幸せな社会の実現に寄与できるような人材育成に努めることを主眼としている。
 これからの半世紀、校舎も時代とともに木造、鉄筋と変遷をし、現在の湊高台キャンパスがある。しかし、年月を重ねるとともに施設設備への対応も必要となり、この節目を期に法人は、湊高台キャンパスリニューアル計画に着手した。

(学院キャンパスだより第3号)

|

八戸短期大学「看護学科(仮称)」の開設について

 学校法人光星学院は、八戸短期大学に看護学科(仮称)を開設すべく、設置構想の概要について以下のとおり発表した。
1.基本構想
 ①学科名称等  看護学科(3年制、入学定員80名、収容定員240名)
 ②設 置 者  学校法人 光星学院
 ③開設年月日  平成20年4月1日(予定)
2.看護学科設置の趣旨・必要性
 ①これまでの経緯
 平成17年5月に発足した「八戸大学・八戸短期大学教育研究社会貢献後援会」が「八戸地域の健康の未来像を考える」をテーマに同年11月に開催したパネルディスカッションにおいて、パネラー諸氏から提言のあった、ア.看護師養成の高度化を実現するための八戸市・医師会・学校法人・他看護施設との共同・協力による看護学部等の新設、イ.隣接地域に健康関連施設を総合的に配置する「健康づくり村」構想などを受けて、本法人では今日まで関係諸機関等との話し合いを通じて検討を積み重ねてきた。さらに、平成18年4月に診療報酬が改定されて看護師の配置基準が厳しくなったため、看護師不足に拍車をかける状況となっており、県内でも大病院を中心に看護師の大幅増員を進めている。
 ②高度化する看護師養成への対応
 青森県における看護師の養成は、平成18年度現在19校で入学定員930名となっているが、そのうちの3分の2にあたる620名が専門学校等の養成施設で養成されている。医療の高度化に対応した質の高い看護師の養成が求められている現状にあって、大学・短期大学の高等教育機関における養成は、青森市・弘前市の4校、310名にとどまっている。
 ③八戸圏域の看護師養成の現状
 県全体で930名の入学定員のうち、八戸市内は190名(20.4%)に過ぎず、十和田市、三沢市の県南地方全体を含めても240名(25.8%)という状況にあり、看護師・准看護師養成の4分の3が津軽地方に集中している。さらに、看護師に限定すれば県全体で690名のうち県南地方では140名(20.3%)となっており、八戸圏域における看護師養成の体制拡充が求められている。
 以上のような状況から、本法人が八戸市・医師会等の関係者と意見調整を重ねた結果、さらに、八戸市立高等看護学院運営委員会が決定した「当面高看存続」の現況においても、看護師養成の高等教育機関設置の必要性について大筋で賛意を得たものである。
 現在、平成18年3月31日に設置された「看護学科開設検討委員会」を中心として、各種申請書類の作成、教員人事、カリキュラムの作成などの具体的な準備作業を進めており、平成19年6月末の設置認可申請を予定している。
3.美保野キャンパス整備検討委員会の設置
 美保野キャンパス整備(新校舎建設)に係る具体的な検討を推進するため、検討委員会が設置され、平成18年9月から検討に着手している。
 検討委員会では、大学両学部・短大両学科、教務部・学生部、看護学科開設検討委員会など、それぞれの立場からの意見も持ち寄り、看護学科の開設に合わせて建設が予定されている新校舎と、体育施設の充実を中心としたキャンパス整備の内容についての話し合いが行われている

(学院キャンパスだより第3号)

|

聖書の言葉から

「見よ、わたしが、イスラエルの家とユダの家に恵みの約束を果たす日が来る、と主は言われる。その日、その時、わたしはダビデのために正義の若枝を生え出でさせる。彼は公平と正義をもってこの国を治める。その日には、ユダヤは救われ、エルサレムは安らかに人の住まう都となる。その名は、「主は我らの救い」と呼ばれるであろう。」(エレミヤ書33章14-16節)

 新年おめでとうございます。まだまだ寒いこの時期、毎年思うのですが、「新春」とか「迎春」という言葉は、「西暦」よりも「旧暦」の時期の方がしっくりきますね。
 ご存知のように「西暦」の考え方は、多少誤差はありますが、キリスト誕生の年を基点に紀元前と紀元後に分けられていますので、キリスト教と深い関わりがあります。しかし、キリスト教の祭日や行事は、さらに独自な「典礼暦」という暦に基づいています。典礼暦の新年は、クリスマスから3週間前の週の日曜日になります。だいたい11月末か12月はじめです。この日は新年の始まりであるとともに、この日から、降誕祭を4週間に渡って待つ「待降節」が始まります。いわばクリスマス準備期間の、最初の日です。「待つ」ためには、それに先立ち「希望」がなければなりません。キリスト教の新年は、「救い」の訪れを「希望」し、「待つ」祈りで始まるわけです。上の引用は、待降節最初のミサで読む箇所です。かつてイスラエルが分裂し、滅ぼされ、神殿も壊され、望みが失われた時期に、エレミヤという預言者が救い主の到来を告げた場面です。希望を得ることで、ユダヤの民は受難に耐え、その後、再びエルサレムに神殿を建て直しました。新年にあたり、希望を新たにしたいものです。
(木鎌耕一郎=八戸大学ビジネス学部助教授 
(宗教学・キリスト教概論))

学院キャンパスだより第3号

|

新年のご挨拶

学校法人 光星学院理事長 中 村   覺
 新年明けましておめでとうございます。
 関係各位におかれましては、恙なく新しい年をお迎えしたことと、心からお慶びを申し上げます。今年も昨年以上に本学院の活躍を期待しております。
 さて、本誌も今回で3号の発行となりますが、法人の設立50年目を機に創刊されたことは大変意義深く、今後も皆さんのご協力を得て大事に育てて参りたいと思います。
 ところで、昨年は法人内・外共多くの方々のご協力ご支援をもちまして、光星学院高等学校創立50周年の記念行事並びに式典が盛大に開催されました事に対し、法人を代表し改めてお礼申し上げます。さらには、光星学院野辺地西高等学校におきましては、本年35周年を迎えますが、このことにつきましても、また多くの皆さんからご協力を得て、準備も順調に進んでいるところでございます。
 また、法人の事業に目を向けますと、幼稚園、光星学院高等学校を中心とした湊高台キャンパスの整備が実施され、美保野のキャンパスは、八戸大学、八戸短期大学を有する高等教育機関としてのキャンパス整備を計画しております。こうした事業の一環として現在、新たに八戸短期大学に高等看護学科を、定員80名で20年4月の開設を目指して準備を進めております。
 昨今、めまぐるしく変化する法人運営の中にあって、その対応にはスピードが要求される状況ですが、法人全教職員一丸となって取り組んでおります。
 すでに法人設立から今日まで50年の歳月が流れたわけですが、その間法人に関係した人々は、色々な事を経験されましたが、私はそうしたことを一言で表現しますと「人間、万事塞翁が馬」と思います。
 人の世は禍福の定めがなくて災いが福に変わり、福が災いとなることをたとえて、「人間万事塞翁が馬」ということは皆さんもよく知っているところでしょう。人間の世は常に良いこと、悪いことが同居していて、その繰り返しであり、苦しく不幸といえどもひたすらに生き抜く努力がある限り、不幸は幸に変換するといって、悲観し自暴自棄になりがちな人間に、希望を感じ前向きに生きていくことを説いたものです。
 今、社会全般が大変だといわれる時代にあって、ただただ悲観だけするのはどうかと思う。大変だからこそ前向きに努力をするわけで、それがまた次の時代へと繋がっていくと思うのです。努力を続けていくところに、必ず良いことがあると信じたい。
 学院のキャンパスは整備されます。今まで以上に教育環境は向上します。これからは中身の問題です。皆さんにおいても、それぞれの立場で、それぞれの使命と目標に向かい、今年もより一層明るく元気に共に進んでいきましょう。
 年の始まりにあたり、関係各位の御指導・御鞭撻をよろしくお願い致します。
(学院キャンパスだより第3号)

|

« 2006年10月 | トップページ | 2007年2月 »