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絵本から広がる表現のたのしさ  第二しののめ幼稚園

絵を描く幼稚園
 第二しののめ幼稚園と聞けば「ああ絵をかく幼稚園」と言われる程、一般には子供と子供の絵が定着した感じに捉えられています。
 人と人のコミュニケーションの根底は伝達にあり、友達と一緒に行動する事を表現抜きに考えることはできません。その意味からも、文字もなく言葉も少ない幼児たちにとって、いつでも、どこでも、誰にでも、自分の思いをより具体的な形で表し、自分を語り、人にも分かって貰える絵の活動は、幼児教育の根幹であり、当幼稚園教育の柱であります。
 然し、幼児期の表現は一表現に固定せず、多様でなければなりません。当然、造形の他に、運動・音楽・遊戯・言語を含む知的活動も自己表現の大事な表現世界であり、当園が、未来への豊かな感性を育む、楽しい絵本の世界を広げるのもそうした表現世界の一つだからです。
イメージを膨らます読み聞かせ
 幼児の絵本への親しみは、親や教師の読み聞かせが出発です。語い不足の幼児が絵や音楽、身体表現に頼るのは当り前ですが、自身は懸命に自分の言葉でも伝えたいのです。
 昔の子はお婆ちゃんお母さんの寝物語などで昔話に親しみ、言葉も、想像力も蓄えていきました。子供は今も同じです。教師や親の読み聞かせが、自分なりのイメージを膨らませ「目に見えないものを見る」という貴重な体験となり、自由な形・色・動きとして、絵や、言葉になって、表現を広げるのです。
 担任によるお話も、内容によって服装を替えたり(写真では「魔法使いの大工さん」で魔法使いの帽子やマントを用い、お話の後、魔法の力で自分の理想の家を絵で作る)途中まで話し、続きを考えるとか、そのまま絵を見せながらの読み聞かせ等、毎日の朝や帰りの会を中心に絵本への関心を高めています。
絵本お楽しみ広場の設置
 毎月曜の「みんなの会」では、「園長先生のお話」プロがあり、年少から年長までを対象に、TVを用いての絵本の実物映像による読み聞かせや、素話など年間を通して園児の絵本を楽しむ世界を広げています。
 然し本園には、絵本を教育力として発揮させる図書室に当てる部屋もなかったので、この夏から、狭いながらも敷物のある「絵本お楽しみ広場」を作り、夏休み預かり保育の子たちから、履物を脱いでの感触の中で、絵本読みを楽しんで貰っています。勿論以後も続けます。
 文字を教えもしないのに、年長では絵本読み聞かせの希望者が多く、場の設定に担任が苦慮しています。1学期末のみんなの会では、年長児が絵本を読み聞かせてくれました。全園児の前でお気に入りの絵本を手に、ゆっくりはっきりと読み、感動を共有しました。
 言葉への興味関心、話す聞く豊かさは、お話を聞き、更に自分の物語を作っていく楽しさまで味わう体験にも繋がっていくでしょう。
 教師と子たちは勿論、親子で絵本を中心に温かい触れ合いの場を持つ中から幼稚園教育の狙う、豊かな心、個性溢れる、表現の世界が広がって行くことこそ、私達第二しののめ幼稚園の願いです。

学院キャンパスだより第6号

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