ほっとたいむ

 「ちょっと聞いてくれよ」と少しばかり興奮気味に尋ねてきた。表情はとても明るい。 尋ねてきたのは大学のゼミの先生。表情から見て、何かいいことがあった。と直感した。 私の前に置かれているイスに腰を降ろした先生は、お徐に携帯電話機を取り出し、「学生からメールが来てさ」とメールの画面を見せた。そこには「内定しました。ありがとうございました。明後日、先生のところへお邪魔します。」と書かれていた。自分のゼミの学生が内定を取ったのだ。聞けば、内定を取るのに結構難しい企業を受けていたそうだ。 「よく勉強した。すばらしいよ。どこに出しても恥ずかしくない学生なんだよ」興奮冷めやらぬ様子で先生は饒舌になっている。先生のゼミで内定が出たのは4人目で、家庭環境に恵まれないにもかかわらず勉強して、努力して、難関の内定を取った事にとても喜んでいる。本当に素直に嬉しいのだ。先生は満足そうにその学生を称える。 「教員冥利につきますね」少し間をおいて「そうだね」と答える先生の表情には、次のステップに確実に向かっている。(ハオ)

学院キャンパスだより第6号

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ほっとたいむ

 7月の末、事務室の窓をあけて仕事をしていると、窓をノックする音がした。振り返ってみると窓の外に生徒がいた。椅子から立ち上がって応対してみると、サッカーのユニフォーム姿で部活の帰りらしい。どうしたのと聞くと、「あのぉ~、実は犬が道路に出ていて轢かれそうになったんですよ。それで、連れてきたんですけどぉ~。」要領を得ない話しである。それでどうしたのと思ったのでしたが、窓の下に目をやると確かに彼の手には古っぽいロープが握られ、その先には茶色の犬がいた。よく見ると首輪をしているので飼い主もいることだろうと思い、その辺に繋いで帰ることをアドバイスした。そしたら「でもぉ~、また道路のほうに出て車にはねられたら…。」と心配そうな顔をして、「電車の時間もあるし~。」と続けた。自分のことも気になるが、この犬のことがよほど気になっているらしい。
 そういう彼の気持ちを察して、電車の時間を確認すると「まだ少しは大丈夫。」と答えた。では駅までの間に白銀交番があるので、そこに預けたらきっと大丈夫よと再びアドバイス。彼は一瞬困惑した顔を見せたが、納得の様子ですぐに草むらにしゃがみ込もうとする犬を力で引き連れて行った。
 それから、私はあの犬がどうなったか気になった。仕事帰りに白銀交番の前を車のスピードを落として通ってみた。あの茶色い犬が古っぽいロープに繋がれて、交番の脇で少し不安そうな顔で飼い主を待っていた。
 翌朝、出勤時にまた白銀交番の前を車のスピードを落として通ってみた。あの犬はすでに居なかった。(ヒロ)

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八戸大学同窓会大会開催

-全国各地から同窓生集う-

 平成18年2月4日(土)、八戸大学同窓会の発足20年を記念する同窓会大会「同窓生交流会」が開催され、全国各地から同窓生・教職員はじめ関係者等120名が参加しました。
 開会にあたり、柳町仁同窓会長(1回生)が「同窓会は昭和60年の1回生卒業と同時に発足し、会員も約3800人となった。これからも活動を続け、母校の発展のために寄与したい。今日は学生時代に戻って皆と大いに語り合いたい」と挨拶し、学校法人光星学院の中村覺理事長先生、八戸大学の蛇口浩敬学長先生が開催のよろこびを讃えた。
 続いて高橋昌樹幹事長(5回生)が、前回の大会以降5年間の活動報告と記念事業(同窓会文庫の設置と課外活動支援金の寄贈)の紹介を行い、蛇口学長と山口千晴学友会執行委員長(次期)に目録を贈呈した。
 また、学生サークル「ネットワーカーズ」の早川幸久君(4年)と佐藤格君(3年)により「大学の近況報告」と題し、30分にわたり大学の近況や自分たちのサークルの活動内容が紹介された。
 引き続き行われた同窓生交流会では、学生時代の恩師や級友と思い出話に花が咲き、意義深い会となった。

(八戸大学:学院キャンパスだより創刊号より)

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