ほっとたいむ
「ちょっと聞いてくれよ」と少しばかり興奮気味に尋ねてきた。表情はとても明るい。 尋ねてきたのは大学のゼミの先生。表情から見て、何かいいことがあった。と直感した。 私の前に置かれているイスに腰を降ろした先生は、お徐に携帯電話機を取り出し、「学生からメールが来てさ」とメールの画面を見せた。そこには「内定しました。ありがとうございました。明後日、先生のところへお邪魔します。」と書かれていた。自分のゼミの学生が内定を取ったのだ。聞けば、内定を取るのに結構難しい企業を受けていたそうだ。 「よく勉強した。すばらしいよ。どこに出しても恥ずかしくない学生なんだよ」興奮冷めやらぬ様子で先生は饒舌になっている。先生のゼミで内定が出たのは4人目で、家庭環境に恵まれないにもかかわらず勉強して、努力して、難関の内定を取った事にとても喜んでいる。本当に素直に嬉しいのだ。先生は満足そうにその学生を称える。 「教員冥利につきますね」少し間をおいて「そうだね」と答える先生の表情には、次のステップに確実に向かっている。(ハオ)
学院キャンパスだより第6号
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