静けさを好む子どもたち

 子どもは騒がしいものという印象があり、静かなのは、眠っているときだけなのかと思っている大人も少なくないのではないでしょうか。
 しかし、幼稚園の子供達をみていると ◎自分にぴったりした作業が見つかると、周りが少し賑やかでも関係なく作業に没頭したり ◎絵本を読み始めると「しーっ」といわんばかりに一斉に静かになりじーっと見入ったり、◎椅子を持ち音をたてないようにそーっと重ねたり、◎音あてレッスンなどでは目を閉じて聞こえてくる様々な音に耳を傾け聞こうと集中します。◎また子どもたちは、線の上を歩くことを好み子供たちは、静かな音楽に合わせるようにゆっくりと歩き始めその表情は真剣そのものです。
 大人が何度も“しずかにして”などと言っていないのに子どもたちが申し合わせたように静けさを作るのだということに驚かされます。
 この時期の子どもにとって様々な興味は自然なことであり、静けさもそのひとつです。それゆえ、かすかに呼ぶ教師の声にも耳を傾け敏感に反応し、実によく心を働かさせているのだと気づかされます。まるでそうしたいという精神的喜びを味わっているかのようです。このことを大人は忘れてはいけないように感じています。子どもの奥底で、静寂を求める豊かな気持ちを日々の生活の中でも大切にしたいものです。

聖アンナ幼稚園

学院キャンパスだより第13号

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ようこそ「聖アンナ幼稚園親子ふれあいデー」へ

 聖アンナ幼稚園では、行事を少しずつ見直し改革を試みている。親子ふれあいデーもその一つです。子どもが主体であること、準備に追われ子ども本来の生活がしにくくならないこと、子どもが子どもなりに行事を感じとれること、そして子どもの成長した様子を伝える場であることなどがあげられる。
 今年度の親子ふれあいデーは、平素の教育を大切にしたいという思いから、作品展示数は、子どもに無理のない範囲に止めた。その結果、保育を特別に崩すことなく、その中で絵画や製作を経験することを工夫したことは、発達を継続していく意味で効果的だったと思っている。
 当日は、作品を見ながら聞いてあげる姿はほのぼのと暖かい家族の様子が伺えた。「年齢の差がよくでていますね。」「うちの子も昨年より描けていて、こういうことなんですね」という発達を理解する保護者の声も嬉しく思った。この日を楽しく過ごせるように用意された一坪ショップやお買い物ごっこ、ミニコンサートも好評。「外国みたいに路上で聴くという感じでいいわね」という感想も聞かれ、親子で一日楽しく過ごしてほしいという願いの行事は成功といえるのではと思っている。今度いらっしゃいませんか。

聖アンナ幼稚園

学院キャンパスだより第11号

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